アメリカ~南米~北アフリカ航空路
航空ルートマップが続きますが、今日はアメリカ、南米から大西洋を横断して北アフリカとの間のルートが示された地図です。上の切手は、1945年にブラジルから第二次大戦のヨーロッパにおける連合国の勝利をテーマに発行された切手5種のうちの1種です。
地図上のルートはアメリカのマイアミ~西インド諸島~南米~ブラジルのナタール~大西洋上の英領アセンション~アフリカの英領ゴールドコースト(現ガーナ)のアクラ~英・エジプト共同統治下スーダンのハルツーム~エジプトのカイロとなっています。連合国側の各地域、各都市を結んでおり、第二次大戦におけるイタリアのエジプト侵攻など北アフリカ戦線の戦場になったエジプトへのルートということになります。
ちなみに、ブラジルは第二次大戦においては連合国側に加わって参戦しており、ドイツ、イタリアそして日本にも宣戦布告した一方、米軍はナタールに航空基地を建設し、北アフリカ戦線やドイツの通商破壊戦に対処しています。
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