大西洋航空路(2)

リベリア大西洋航空路2.jpg

何と約4か月振りの記事更新になってしまいました。前回の記事(6月)ではリベリアの航空書簡の料額面に描かれた航空路の地図を紹介しましたが、そのルートが少し見にくい感じがあるので、今日はそれよりは分かりやすい、同じデザインで発行された切手の方を取り上げました。

上の切手は、1942年に発行された航空切手(航空郵便用切手)で同図案、額面ちがい6種のうちの1種50セントの切手です。切手印面のルートをよく見ると、モンロビア(リベリア)とナタール(ブラジル)間に加え、さらに小アンティル諸島、大アンティル諸島を経てアメリカはフロリダ半島のマイアミへ続くルートが示されています。

ブラジル北東部のナタールはアフリカとの大西洋横断航空路の最短コースに位置する交通、軍事上の要地になっており、第二次大戦中には連合軍の軍事基地が置かれていました。

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