シエラレオネの水系
料額印面に描かれた地図、今日は前回紹介した西アジアのイエメンからさらに西へ進んでアフリカの国です。上に取り上げたのは、西アフリカの大西洋に面した国シエラレオネの航空書簡で、料額印面は同国の地図がその国土形態のまま描かれているめずらしい形になっています。シエラレオネは同じような変形切手も発行していることでも知られる国です。
シエラレオネは、多くのアフリカの国が独立して「アフリカの年」と呼ばれる1960年の翌年1961年にイギリスから独立します。料額印面の地図で分かるように、国土全体が円形に近い国で、西端部に近い位置に首都のフリータウンがあります。このフリータウンの北部から最南端にかけての部分が大西洋に面した海岸線になり、マングローブ林が分布しています。北部半円部はギニアとの国境を形成して山岳地帯になっており、この山岳地帯から大西洋に流れ込む水系が地図に詳しく描かれています。
主要都市の地名やこの水系の描写は市販の地図帳などよりはるかに詳しく示されています。
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