南北アメリカ大陸(4)
南北アメリカ大陸を描く地図が図案の切手を続けて紹介していますが、今日もその1枚です。その描く範囲が異なっているが面白い所ですが、今日取り上げた切手も、今までの切手とまた違った範囲が描かれています。
上の切手は、1939年に南米のパラグアイからニューヨークワールドフェアを記念して発行された航空郵便用切手の1種です。この切手の図案の地図は南北アメリカ大陸を描いているのですが、カナダの大部分が示されていません。ニューヨークワールドフェア記念ということで、切手発行国パラグアイの首都アスンシオンからニューヨークまでのルートが描かれた地図になっています。そのため、ニューヨーク近辺の地域までしか描いていない地図になっており、カナダについては五大湖周辺のアメリカとの国境付近の部分を除いて大部分が描かれていません。
地図をよく見ると、パラグアイの国土の部分だけが色が濃く描かれており(少し見にくいですが)、南米大陸の中でのパラグアイの位置が示され、内陸国であることが分かります。
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