南北アメリカ大陸(2)
前々回の記事に続いて、南北アメリカ大陸を描いた地図が図案の切手です。今日取り上げた上の切手は、前々回と同じく米州機構に関するもので、1995年にハイチから米州機構第25回総会開催を記念して発行されたものです。
前々回のバハマの切手と同様に南北アメリカ大陸の地図が描かれているのですが、その描く範囲が少し異なっています。バハマの切手では、北米大陸の北に分布するカナダの島々は描かれていませんでいたが、今日のハイチの切手の図案の地図では、よく見ると(文字と重なって少し見にくいですが)カナダ北方のバフィン島、エルズミア島、クイーンエリザベス諸島、ビクトリア島などがしっかりと描かれています。
このような描く範囲のちがいは、印面の大きさや切手デザインの関係で変わってくると思われますが、切手発行国や切手デザイナーによって微妙に異なってくるのがなかなか面白い所です。
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