ラグビーボール型変形切手
日本時間の本日早朝、フランスで開催されているラグビーワールドカップのグループステージで、日本はサモアに勝利しました。サモアの地図切手については、今月すでにオセアニア地域の地図切手の所で紹介していますので、今日はラグビーワールドカップ関連の地図切手を取り上げました。
上の切手は、2007年にフランスを中心に開催されたワールドカップラグビーを記念して発行されたものですが、この年はウェールズやスコットランドでも一部試合が行われたので共同開催の形式で実施されました。印面の国名表記で分かるようにフランスの発行ではなく、フランス領ニューカレドニアから発行されたものです。この切手の特徴は何と言っても目打ちがラグビーのボールのように楕円形に入っている変形切手ということになります。
ただ、図案をよく見ると、選手の背景にフランスの国土の輪郭が描かれており、地図切手の一種でもあります。選手の右足の部分から右側の輪郭線が地中海に面した海岸線、右足の部分から左側の輪郭線がピレネー山脈のスペインとの国境線になります。今日、日本とサモアの試合が行われたトゥールーズはちょうど選手の右ひざの裏側あたりに位置しています。
ちなみに、この切手が発行された2007年の大会にも日本は出場していますが、グループステージで1引き分け3敗の4位となって敗退しています。なお、優勝は南アフリカ共和国でした。
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