ブルキナファソ

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アフリカの国、昨日のニジェールに続いて今日も西アフリカの内陸国で、ブルキナファソです。ブルキナファソは1960年にフランスから独立。独立後はしばしばクーデターが起こっており、これらの点も昨日のニジェールとの共通点です。

北部、東部はステップ気候ですが、南西部に熱帯のサバナ気候が分布し、自給用のアワ、モロコシ、商品作物のゴマは世界10位以内(2020年)の生産をあげています。ゴマは日本にも多く輸出され、日本の対ブルキナファソ貿易において、輸入の90%以上(2021年)を占めています。また、量的には多くないものの各種鉱産資源も産出し、金がブルキナファソの最大の輸出品になっています。

上の切手は、1981年に植林をテーマに発行されたもので、多くの木の樹冠が集合するデザインでブルキナファソの国土が緑一色で描かれています。先に書いたように、ブルキナファソは南西部のみサバナ気候で残りはステップ地帯のため、森林面積は現在、国土の23%(2019年)という数字です。

印面の国名表記は旧国名のオートボルタ(フランス語でボルタ川上流の意)となっており、1984年に現国名のブルキナファソ(現地語で高潔な人の国の意)に変更されています。

ブルキナファソの位置と国土

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