ケニア共和国

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アフリカの国、今日は東アフリカのケニアです。アフリカ大陸東部の赤道直下に位置するケニアですが、気候的には変化に富んでいます。

全土が熱帯というわけではなく、動物王国と言われるサバナの草原も広がりますが、中央部から北東部にかけては乾燥気候が分布し、とくに北東部はソマリアから続く砂漠気候になっています。中央部にそびえるケニア山付近から西部一帯はハイランドと呼ばれる高原地帯が広がり、高山気候の特徴を示して温帯になっています。首都のナイロビもこのハイランドの一角に位置します。一方、ナイロビとともに2大都市を形成するインド洋沿岸の港町モンバサは熱帯のサバナ気候になります。

ケニアはイギリス植民地時代から、隣接するウガンダ、タンザニア(同じくイギリス植民地)との関係が深く、郵政が統合されていた時期もありました。上の切手は、1995年にタンザニアから東アフリカ条約署名2周年を記念して発行されたもので、3つの国の位置関係がよく分かる地図とそれぞれの国旗が描かれた図案になっています。3国の国境にもなっている大きな湖がアフリカ最大の湖ヴィクトリア湖で、ケニア南東部からタンザニア東部にかけてがインド洋沿岸になります。

ケニアを含めてこれら3国は英語とともにスワヒリ語が公用語になっているという共通点もあります。

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