沖縄本島鳥瞰図

沖縄鳥瞰図.jpg

ブログ移行後、最初の記事になります。

本年2022年は沖縄が本土へ復帰して50周年にあたるということで、沖縄の地図切手を取り上げることにしました。上の切手は1963年4月に沖縄本島一周道路完成を記念して発行されたもので、本ブログでは2回目の登場になります。

沖縄本島(沖縄島)は北東から南西方向に伸びる南北に長い島で、切手図案は南から俯瞰した鳥瞰図が描かれています。この鳥瞰図からも分かりますが、山原(やんばる)と呼ばれる沖縄本島北部は全体的に丘陵地帯が広がっており、最も標高の高い与那覇岳でも503mです。低地は南部に多く、県庁所在地の那覇も島の南西部に位置します。

鳥瞰図の海岸線付近を見ると、白く描かれた道路が続いているのが分かります。丘陵地帯が海に迫る、最北端に近い辺戸から北東海岸沿いの安田の間が最後まで未完成区間として残り、難工事となりましたが、最終的に完成したのは切手発行翌年の1964年4月のことです。

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