先住民の多いオクラホマ州
前回に続いてアメリカの州の地図切手ですが,今日はアメリカ合衆国中央部の平原地帯に位置するオクラホマ州です。上の切手は1957年にオクラホマ州50周年を記念して発行されたもので,図案には同州の地図が大きく描かれています。
同州北部は北に隣接するカンザス州から続く冬小麦地帯として知られる小麦の産地ですが,オクラホマの名は先住民の言葉の「赤い人々」の意味から付けられた地名です。
歴史的には1830年のインディアン移住法にもとづいて,南東部のインディアン5部族がオクラホマ東部に強制的に移住させられ,まずインディアン領が形成されますが,その後オクラホマ西部には白人が入植し,その西部は1890年に準州に昇格します。東部のインディアン領も独自の州への昇格を目指しますが,結局1907年に西部のオクラホマ準州と東部のインディアン領が合併し,合衆国46番目の州としてオクラホマ州が成立します。
そのような歴史的背景から,現在でも州の人口に占める先住民の比率が高く,州内の先住民人口約28万人は全米一の数字になっています。

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