パプアニューギニア(2)
昨日に続いてパプアニューギニアですが,上の切手は1998年に発行されたクリスマス切手で,昨日の切手の図案の地図とはちがって同国の領土の部分だけを描いた地図が図案になっています。
すなわち,ニューギニア島の東半分だけを描いて,インドネシア領の西半分は完全にカットしています。図案の地図を見ると本当にナイフでカットしたように直線的ですが,この線が東経141度の経線になります。ただ厳密には南部よりのフライ川の流れの部分は,その流れに沿って弱冠カーブします。
いずれにしても,このようにニューギニア島が東西に国が分割されているのは植民地支配が影響しているわけですが,東経141度以西は1898年にオランダ領となり,以東は北部が北東ニューギニアとして1884年以来ドイツ保護領,第1次大戦以降オーストラリアの委任統治領,第2次大戦後は信託統治領となりました。そして南部は1884年にイギリス保護領,1887年にその直轄植民地,そして1906年以降はオーストラリアに合併されパプアと呼ばれますが,結局,北部・南部を合わせて1975年にオーストラリアからパプアニューギニアとして独立することになります。

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