ロシア

画像

 旧ソ連の国々,今日はロシアです。このロシアはヨーロッパからアジアにまたがる世界一の広大な面積を有する国ですが,ヨーロッパロシアがメインということで,地域区分ではヨーロッパ諸国に当然入ってきます。

 上の切手は2001年に独立宣言を記念して発行されたものですが,広大なロシアの国土の地図が,白,青,赤の国旗色の帯の上に立体模型の様に描かれています。そして中央に国章を金箔で押した上にエンボス加工を施すという凝ったデザインです。

 図案の地図をよく見ると,首都のモスクワの位置が示されていますが,国全体の中では大きく西へ片寄っていることがよくわかります。さらにベラルーシをはさんだ飛び地カリーニングラードもきっちりと描かれています。ちなみに千島列島の部分には北方領土は描いていない様に見えるのですが。

 ~お詫びと訂正~
 12月2日の記事で,同じく飛び地をもつアゼルバイジャンの切手を紹介したのですが,その記事内容に誤りがありました。というのは,その切手は余色法立体視(アナグリフ)ができるように描かれており,赤と青のセロハンメガネで見ると立体的に見えると説明したのですが,実際は立体的に見えません。すなわち余色法立体視ができるように描かれてはいなかったわけですが,十分に検証しなかったことを反省しています。その記事の該当部分は削除しています。
 なお,この余色法立体視(アナグリフ)ができる切手については,郵趣12月号32ページの椙山哲太郎さんによるワールドスタンプナウで紹介されいますので参考にして下さい。

この記事へのコメント

この記事へのトラックバック