イラン

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 西アジアにおける非アラブ諸国の代表とも言えるのが,イスラエル,トルコと並んで今日紹介するイランです。ペルシア人の国であるイランは言語的にはインド=ヨーロッパ語族のインド・イラン系(インド・アーリア系)に属します。

 イランで日本人学生が誘拐されるとい心配なニュースが飛び込んできましたが,何とか早期解決をはかってもらいたいものです。

 さて今日の切手は,1962年に同国からペルシア湾セミナー開催を記念して発行されたもので,中央に同国の地図が青く描かれています。非常に国土形態がわかりやすい地図ですが,よく見ると周囲のピンク色の部分が他国の領土,薄い青色の部分が水域ということになります。

 すなわち,南側の海域がペルシア湾ですが,北側に細長く伸びているのがカスピ海ということになります。ペルシア湾は言わずと知れた石油の宝庫ということになりますが,カスピ海の方も近年石油開発で注目されており,まさに油田地帯にはさまれた石油の国という感じです。

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