コンゴ民主共和国

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 昨日まで紹介した中央アフリカを南流する河川が流れ込むウバンギ川はコンゴ川水系になりますが,そのコンゴ川水系が国土のほとんどを占めるのが,アフリカ第3の大国であるコンゴ民主共和国です。

 今日の切手は,そのコンゴ民主共和国(現国名)の独立を記念する切手で,1960年に発行されたものです。図案の地図には独立後すぐに分離独立運動を起こす南部のカタンガ州を含めて,当時の6つの州区分と各主要都市が描かれていますが,首都のレオポルドビル(現キンシャサ)やスタンリー滝付近に位置するスタンリービル(現キサンガニ)など,現在は名称が変わっている都市が,当然のことですが旧名で示されています。ちなみに,現在は10の州に分かれています。

 これら旧名は国王や探検家の名をとった,いわゆるヨーロッパ的(植民地的)地名ということで,近年名称が変更になった例が他国でも多くみられます。

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