樹木の中にヨーロッパ
今日紹介する切手は,2000年にユーゴスラビア(現セルビア・モンテネグロ)からヨーロッパの自然保護をテーマに発行された切手の一種です。
緑豊かな樹木の切手図案ですが,よく見ると樹冠の中にヨーロッパの地図が描かれています。一般的に地勢図では,平野部を緑に山地部を茶色に描きますが,平野の多いヨーロッパがちょうど樹冠にマッチする形で描かれています。
地図と他の図案がバランスよく共演して,シンボリックに描かれているデザインマップの見本のような地図切手です。
地図といっても様々な地図があります。それらの地図を切手の中に描いた地図切手を通して、地図を見る楽しみ、地図を読む楽しみを探ります。
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