2006年03月31日 モルワイデ図法(2) 今日紹介する切手は,1974年にUPU(万国郵便連合)100年を記念してアルバニアから発行された切手ですが,昨日の切手同様,モルワイデ図法の世界地図がシンボリックに描かれています。 しかし,よく眺めると昨日の切手の地図と外郭の楕円(モルワイデ図法の世界全図の外郭は楕円になる。)の形が少し異なっています。これは東経160度~西経140度の経度幅60度の間の太平洋の部分がカットされているのです。したがって厳密には世界全図ではないということになります。まさか,縦長の切手印面のサイズに合わなかったのでカットしたとは思われませんが。実際にはそのカットした海域に多くの島国が実在するのです。
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