モルワイデ図法

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 上の切手は1972年に,世界電気通信の日を記念してドミニカ共和国から発行された切手ですが,切手図案にシンボルとして世界地図が描かれています。シンボルとして世界地図を描く場合,どのような図法で描くのが良いかはなかなか難しい問題で答はありません。

 この世界地図はモルワイデ図法(地図学者モルワイデが考案した図法で,面積が正しく描かれた図法の一種)という地図投影法で描かれており,いわゆる横長の世界全図としては見映えがよく,横長の切手図案にはピッタリとくる感じがします。

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