英~豪間初飛行ルート
航空ルートマップを描いた切手が続きます。今日取り上げたのは、イギリスから1969年にロンドン~ダーウィン(オーストラリア)間初飛行50周年を記念して発行された切手です。
このルートはオーストラリア政府が賞金1万ポンドを出し、6チームが参加して行われた英~豪間の初飛行賞金レースのルートです。オーストラリアのスミス兄弟が1919年11月12日にロンドンを飛び立ち、12月10日にオーストラリア北部のダーウィンに到着して初飛行に成功しました。切手図案には利用したビーカッス・ビミー双発複葉機とルートマップが描かれています。
両都市間の大圏コース(最短コース)はロンドン~ヨーロッパ大陸横断~中央アジア~中国~南シナ海~ダーウィンとなるのですが、中継地選定の関係で、少し南側にずれるコースになっています。地図が小さくて見にくいですが、地中海~アラビア半島北部~インド~インドシナ半島~インドネシアを経由しているのが分かります。
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