クリケット
Wカップラグビーフランス大会の決勝が本日(日本時間)行われ、南アフリカがニュージーランドを接戦で下して2連覇を達成しました。ということで、今日は南アフリカの地図が描かれたスポーツ関連の切手を取り上げました。
上の切手は、2007年に南アフリカで開催されたクリケットのワールドカップTwenty20の開催を記念して、バングラデシュから発行されたものです。正規のクリケットは50オーバー(300球)限定の試合形式であるのに対して、こちらは投球数が少なく20オーバー(120球)限定の形式で行われます。クリケットはイギリス発祥のスポーツで、野球に似た?イメージの競技です。現在では50オーバー、20オーバーの両方でワールドカップが開催されており、イギリス連邦諸国では非常に人気の高いスポーツです。50オーバーの大会は1975年に第1回大会が開催されていますが、20オーバーの大会はこの2007年が第1回として開催されました。
なお、今月開催されたIOC総会で、2028年開催のロサンゼルスオリンピックでこのクリケットが野球・ソフトボールなどともに正式競技として復活採用することが決定されました。野球・ソフトボールは東京大会で復活して来年開催されるパリ大会は不採用でしたが、再びの復活になります。一方、クリケットは1900年のパリ大会以来128年ぶりの復活となりました。日本では野球・ソフトボールに比べてなじみのないクリケット(日本クリケット協会が存在し、競技者、競技団体ももちろんあります)ですが、これを…