オレゴン準州

昨日に続きオレゴン州関連の切手です。上の切手は、アメリカから1936年にオレゴン準州100年を記念して発行されたものです。印面にはオレゴン準州の範囲を示す経緯線入りの地図が描かれています。その範囲は現在のオレゴン州、ワシントン州、アイダホ州とモンタナ州およびワイオミング州の一部を含んでいます。 1853年に北部がワシントン準州として分離した後、1959年にオレゴン準州はオレゴン州となり、現在の領域が確定します。オレゴン州に含まれなかった東部地域はワシントン準州に入り、その後分離します。 地図をよく見ると、昨日紹介したオレゴン街道のルートも示されており、地図の右側には幌馬車も描かれています。1936年発行ということで、昨日のカラフルな切手とは違い、単色の渋い切手でなかなか雰囲気があります。

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