ワールドカップサッカー 日本 対 ポーランド

本日6月28日にワールドカップサッカー、日本のグループリーグ最終戦となる対ポーランド戦が行われます。ということで、今日取り上げたのはポーランドの地図切手です。 上の切手は1966年に発行された観光地シリーズの1種で、ポーランドの地図に観光地を示す建造物などのイラストが描かれた、見ていて楽しくなる地図切手です。ポーランドは、北はバルト海に面し、平原の広がる国ですが、南のチェコやスロバキアとの国境沿いには山岳地帯があります。 切手図案の地図に描かれたイラストをよく見ると、大聖堂や古城の他に、海岸沿いにはビーチパラソルが、南の山岳地帯にはロープウェイも描かれています。 平原の国を意味するポーランド、実際、ロシアから続く東ヨーロッパ平原が広がり、ヨーロッパでも面積の広い国の1つですが、それでも日本より面積では小さい国です。ただ、ご存知の通り、日本は国土の7割弱が山地という山岳国で、狭い平野に人口が密集している国です。 今日の試合は平原の国と山岳国の対戦ということになりますが、さて、試合の結果はどうなるでしょう。

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ワールドカップサッカー 日本 対 セネガル

本日の深夜(6月25日午前0時)に、ワールドカップサッカーの日本の第2戦となる、対セネガル戦が行われます。ということで、今日取り上げたのはセネガルの地図切手です。 上の切手は,そのセネガルの位置を示す地図が描かれていますが、同国から1971年にユニセフ(国連児童基金)25周年を記念して発行されたものです。赤地のアフリカ大陸の中で黒く示された部分がセネガルで、同国の位置がアフリカ大陸西端にあるのがよくわかります。この西端の岬にある都市が首都のダカールです。 このセネガルの西方沖合いの大西洋上にはカーボ・ベルデという島国があり、アフリカ西端の国という場合はこの島国が該当します。すなわち、今回の試合はアジア最東端の国日本とアフリカ大陸最西端の国セネガルの東西対決ということになりますが、ウンチクはさておき、試合の結果は果たしてどうなるでしょう。 ちなみに、図案の地図をよく見ると、黒く示されたセネガルの中に、下地の赤色が細く見える部分がありますが、これは印刷のかすれではありません(もしそうであれば、エラー切手の珍品となるのですが)。ここにはセネガルに完全に包囲される形でガンビアという別の国が存在します。

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ワールドカップサッカー 日本 対 コロンビア

本日6月19日にワールドカップサッカーの日本の初戦、対コロンビア戦が行われます。ということで、今日取り上げたのはコロンビアの地図切手です。 コロンビアはスペインの植民地時代が長く続きますが、1810年に当時のヌエバ=グラナダ副王領からの独立を宣言、1819年にはスペイン軍を破って、現在のベネズエラ、エクアドル、パナマを含む大コロンビア共和国が成立します。その後これら3ヶ国が分離独立し、1903年現在の国土になります。 上の切手は、1959年にコロンビア切手発行100年を記念して発行されたセットのうちの、航空切手の1種です。印面には当時の切手とコロンビアの国土と水系を描いた地図がデザインされています。 ちなみに国名のコロンビアは、アメリカを発見した探検家コロンブスに因んでいます。コロンブスに因む地名はアメリカ合衆国やパナマに多く残っていますが、このコロンビアは1819年の独立時に、入植者の救世主として神話的な人物であったコロンブスを国名に採用したのです。 コロンブスの威光が輝く国名?のコロンビアに対する日本、さて、今日の試合の結果はどうなるでしょう。

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